なずなさんやひなたぼっこさんが、
方言について話されていましたので、
私も五ヶ瀬町の方言について考えてみました
ご承知のとおり、五ヶ瀬町は宮崎県にあります。
しかし熊本県境にあるためか、五ヶ瀬の人は
語尾に「・・・たい」「・・・ばい」をよく使います。
そして、代表的な宮崎弁である「てげ」とか「～じ」とか
は使いません。
それとそれと、
語尾に「ワン
」とか「ニャー
」とかも使いますよ～
すごいでしょう。
私は、高校は宮崎市内だったのですが、
友人からは「五ヶ瀬みどりの言葉は熊本弁やねぇ」
と言われていたので、自分でもそう思っていました。
しかし、大学時代を過ごした熊本では、
「五ヶ瀬みどりの宮崎弁って、優しくていいねぇ」
と大学の友人から言われ、ちょっと複雑な心境になった
ことを覚えています。
語尾や形容詞だけでなく、単語でも、標準語若しくは
県内ぐらいでは通じるだろうと思っていても、町外の人に
通じなかったりした経験はありますね。
五ヶ瀬の方言って特殊なんでしょうね。
・・・ということで、最近気に入っている「五ヶ瀬町史」に
方言に関する記載はないか調べてみました。
『当町は古来、豊、日、肥三国に境した地理的条件から、
方言も郡内他町並びに県北一部の地域と同じく、豊日方言、
肥築方言の系統下にあったが、郡内でも高千穂、日之影が
殆ど豊日系であるのに対し、当町は、鞍岡、三ヶ所・坂本地区
に見られるように、肥築系の影響を大きく受けている。そのうち
桑野内地区は両方言の接触地として特殊の音韻変化が
見られるのも一つの特徴である』
とありました。
つまり、五ヶ瀬町の方言は、宮崎・大分・熊本の影響を受けた
独特の方言であるということなのでしょう（勝手な分析）
また方言といえば、五ヶ瀬町には「五ヶ瀬音頭
」という歌が
あります。なんと歌は春日八郎さんが歌っています。
町内の小学校の運動会では必ず踊られるというこの「五ヶ瀬音頭」
には、五ヶ瀬の方言がふんだんに使われています。
中でも、サビの部分はきっと五ヶ瀬以外の人には意味不明だと思います。
「ずーされ こくるな ずくいれてー きゃーるる きゃーるる きゃーもえにゃあ」
この意味が知りたい方は、ぜひ五ヶ瀬町においでください。
おもしろーーーーい！
方言も面白いですね。
読み応えがあって、儲けた気がします。
日南でも「～じ」ってのは使いません。
日南でも飫肥は独特の方言があったりします。
思い出しながらご披露していきたいと思います。
この五ヶ瀬温度じゃなくて、五ヶ瀬音頭の
さびが知りたいので、
是非五ヶ瀬に行きたいと思います。
しかし、言葉は歴史であり、文化ですね。
またまた、何か企てなくなってきましたー。