マイナスイオン食べにきませんか?

  世間はゴールデンウィーク。観光地は、きっと混雑していることでしょう。世間の喧騒をよそに、ゆっくりのんびりを味わうことに決め、地元の日向市耳川の麓を探索しました。
耳川は、台風のたびに姿を変えてきました。私たちが子どものころは、もっと広くて大きくて、夏の遊び場の一つでした。
現在も川舟が数艘あり、天然のウナギや鮎が取れます。    
4月下旬のこの日、お日様は夏の顔で、容赦なく降り注いできます。

 
 耳川に流れ込む小川をまたぎ、大小さまざまな鯉のぼりが大きく泳いでいます。
さぞかし春風が気持ち良いだろうとこちらまで気持ちが洗われそうです。
 これは、地域住民が鯉のぼりを持ち寄り、例年、この時期に行っている恒例の行事です。
 鯉のぼりを掲げたあとのお酒が、また格別なようで、この先も続いて行くことでしょう。
 鯉のぼりにとってもマイナスイオンは、美味しい栄養剤なのでしょうか?
ついでに私も大きく深呼吸をしました。元気がみなぎってまいりました!
自然ってそれだけでパワーがあって、人を元気にしてくれるんですよね。

 余りの日差しの強さに山陰沿いを歩くことにしました。
 子どものころ、祖母に手を引かれ取りに行った「ぜんまい」があちこちに頭をもたげていました。 
山菜が溢れるこの時期、山の幸は人のお腹も喜ばせてくれます。
 人は少しずつ記憶を失って行きますが、山菜はすごい!と思います。必ずこの時期に生まれ変わってきます。
昔に比べれば山菜も川魚もずいぶん少なくなってしまいました。
もうこれ以上は、失われてほしくないと思います。
山陰に沢ガニを見つけました。
 私が近づくと、どんどん逃げて行きます。カニにとっても人間って一番怖い存在なのですね。
逃げて行く沢ガニは素早く巣穴に戻って行きました。巣穴の手前にはなんと、「きのこ」です!田舎モノの私でも感動!!!です。
 沢ガニを追っていたはずが、「このきのこは食べられるのだろうか?」としばし、きのこに夢中になってしまいました。
 観光地への旅も確かに楽しいです。温泉も地元限定の美味しいものも大好きです。
 でも、何となく近所をふら~っとするものオツなもんです。

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『マイナスイオン食べにきませんか?』へのコメント

  1. 名前:はっつあん 投稿日:2008/04/30(水) 18:38:06 ID:f92c44586

    な、なんて素敵な・・
    はぁ~マイナスイオンが・・
    一緒に歩いているような気分になれました。
    こんなひと時が過ごせる日向、
    まだまだ、あちこちにこんな魅力が
    ありそうですね。
    これからが楽しみです。
    日向子さん、ありがとうございます。