「だらりんこ」改め、「はらぺこ」です。
私の住む地区の防災キャンプ(9日~10日)に今年も参加しました。
今年は小学校と中学校の地区親子会が合同で計画。
小中学生合わせて37人が参加しました。
F区長さん、M前区長さんの呼びかけで
異世代交流として、さんさんクラブ(老人クラブ)の皆さんも
1日目に参加してくださいました。
当初、加納運動公園内の通称「エンピツ公園」で行う予定でしたが、
天候が不安定で、雷雨の心配もあったので
地区の西公民館に場所を変更しました。
公民館の前庭にテントを立てて
炊き出しや食事などのスペースを確保。
これで、雨が降っても大丈夫・・。
この防災キャンプは、災害時をイメージしたもので
私の所属するNPOが協力しました。
はっつあんが中心となって、子どもたちを指導。
いろんな体験ができました。
公民館の前庭のすみには、プライベートテントも立てました。
このテントは、人がひとり入れるだけの小さなテントで
ボックスタイプの非常用トイレを置けば災害時のトイレになり、
あるときは更衣室、あるときはシャワールーム・・。
応用できるスグレモノです。
スタートからしばらくすると日が照り始めたので
子どもたちは各自、ゴミ袋に水を入れて、日光の当たる場所におき、
行水用の水が温まるのを待ちました。
一時は晴れていましたが、のちに曇って
十分な温水にはなりませんでしたが
希望する子どもは、交代でプライベートテントの中で行水をしました。
○くんは、タオルも着替えも用意せずに水を浴びたあと、
「誰か僕のタオルを持ってきてーー」 とテントの中で大騒ぎ。
みんな大笑いでした!
ソーラークッカー(太陽光を利用した調理器具)でゆで卵を作る実演も行いましたが、
曇り空で、ゆで卵は完成しませんでした。 ざんねん・・。
子どもたちは3班に分かれてカレーを作りましたが、
まな板は牛乳パックで代用。
ご飯は、今回も災害時用の不織布製「炊飯袋」で作りました。
災害時の水が少ない場合を想定して、
皿を汚さないよう、ラップを敷いた上にご飯を盛り付けました。
夕食後、老人クラブのKさんが昔のくらしの様子を話をしてくださり
子どもたちは静かに話を聞いていました。
続いて、廃油キャンドル作り。
今回は、非常用キャンドルとして
簡単にできる、固めないキャンドル作りを紹介しました。
大人も子どももキャンドルが気に入ったようで、
キャンドルのそばをしばらく離れませんでした。
そのあと、もう1個作りたい~と言ってくる子が跡を絶ちませんでした・・。
暗くなってから「スイカ割り」で盛り上がり、
そのあとも雨が降らなかったので、
運動公園まで歩いて、公園内で「肝だめし」。
子どもたちの大好きなプログラムが目白押しでした。
公民館周辺の民家に迷惑をかけないよう
早めに消灯。夜は静かに過ごしたようです。
2日目は、朝から雨でした。
はっつあんと、親子会のお父さんが宿泊して
お母さんたちは、朝、食事の準備に集合しました。
朝食は、ご飯、味噌汁、たくあん、(&カレーの残り)。
それにカンパンが配られました。
朝食後、全員であと片づけをして解散式。
この2日間で体験したことを
子どもたちが、いつかどこかで役に立ててくれるとうれしいです。
祭りのカラオケで歌ってくれたTくんと
今回のキャンプでさらに親しくなりました。
「おばちゃん、来年も祭りで会おうねー」と手を振ってくれて・・
かわいい~!
一昨年のキャンドル作りを覚えていてくれた子もいて
うれしかったな~。
万一、避難生活を余儀なくされる事態になったとき、
果たして 公民館でどの程度の対応ができるのか・・。
防災に対しては、日頃から想像しておくことが大事でしょうが
今回のように実際に公民館を利用してみると、
少しはイメージができます。
お昼前。
はらぺこむらっちです。(まぎらわしい)
以前も思いましたが、このキャンプ、いいですよねぇ。
うちの暴れん坊主が小学生ぐらいになったら、是非体験させてあげたいです。
パパは、息子に体で憶えてもらいたいのです。