愛宕山

延岡市中心部のやや南側に「愛宕山」という山があります。
標高は２５１ｍで、山頂にはTVアンテナが建っています。山上まで舗装道路が整備され、遊歩道も設置されていることから、ちょっとした山歩きなど市民の憩いの場となっています。僕自身もはるか昔、市内に住んでいましたが、おおよそ１〜2ヶ月に一度は登ってましたし、小学生のころはよく山菜取りにいって袋いっぱいのわらびやぜんまいを持ち帰っていました。
城山や今山、行縢山などとともに、延岡市を代表する山のひとつ「愛宕山」。実は「日本夜景遺産事務局」という団体が認定した「自然夜景遺産」にも認定されています。

さてそんな愛宕山ですが、神話の中でニニギノミコトとコノハナサクヤヒメが出会った「笠沙山」伝説が残っている場所でもあります。そこで、「ひむかラブラブプロジェクト」と銘打った観光キャンペーンが始まっています。それは、美郷町南郷区の「恋人の丘」、日向市の「クルスの海」、そしてこの「愛宕山」の３か所をめぐると恋愛が成就するというものだそうです。

愛宕山の山頂にはハートをモチーフにした「鍵かけオブジェ」と「鐘」が設えられ、その愛が永遠につづくようにという願いを込めて「南京錠」を掛け、鐘を鳴らすと言う趣向のようです（書きながら少し、こそばゆい感じがしてきますが(^^ゞ）。

こんな大型の鍵もかけてありました（画像の一部をモザイク処理しています）。
鍵を掛けるスペースは、まだたくさん残ってました。幸せ真っ最中のカップルはぜひ南京錠を掛けて、おふたりの愛をより強く確かなものにして下さい。
残念ながらシングルだという方はまず、こちらを
※「笠沙山」の伝説は愛宕山以外にも、鹿児島や宮崎をはじめ全国各地に残っています。