日之影町の大人(おおひと)集落では毎年10月に、二百年の歴史を誇る歌舞伎が行われています。
その由緒ある歌舞伎の舞台にボクも立つことになりました!
(まぁ、毎年協力隊として日之影に来た人は歌舞伎に出演させてもらえるそうですが。)
というわけで、最近は毎晩歌舞伎の練習に通ってます!
歌舞伎なんて今までまともに見たこともないのに、いきなり出演するなんて。ちゃんとできるかなぁ、なんて思ってたら、「歌舞伎はもともと庶民の娯楽なんだから、気楽にやりゃいいさ」と言われました。確かに、練習はとてものんびりしていて楽しい。高校や大学の学園祭でやる演劇みたいな雰囲気です。
役者は50~70代のおじさん、おばさんが大半なんですが、みんな生き生きしていてとっても楽しそうです。
もう、10歳くらい若返って見えるかも。
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農山村には娯楽がないと感じる人が多いと思いますが、こうしてみんなで真剣に芝居に打ち込んでいるとまったく退屈しません。都市とは違う「農山村の娯楽」。歌舞伎はその一つなんですね。
本番はもちろん衣装と化粧をします。どんな顔になるのか、楽しみです
大人歌舞伎の詳しい情報はこちらから↓
http://www.hinokage.jp/web/osirase/oohitokabuki.htm
地歌舞伎!
面白そうですね。
地芝居などもそうですが、
まさに農山村の娯楽として
生まれた文化ですね。
何もない、与えられないところから
何かを作り出していって、それが伝承され
文化になっていく。
何でもある時代に育った私たちは
そういった発想や楽しみ方を
忘れてしまっているように思います。
与えられることに慣れ過ぎてしまって、
無いところから創り出す、関わりから自然に生まれる
そんな感覚が機能を停止しているような。
そう感じて久しくなるのですが、
まずはうちのメンバーで、
どこでもすぐご披露できるような
芸を何か考えたいなと思っています。
100年後のなんたら文化財を
目指したいと思います。
ククク・・