11月3日文化の日、私たち川の口のみんなは、集落営農で育てたそばの刈り取り作業をしました。
快晴の空の下、23歳から86歳までの住民40人程が集まって、和気あいあいと賑やかな作業となりました。
男たち、女たち、若い者、高齢者それぞれが、出来る作業を分担します。
鎌で刈り取る人、刈り取った蕎麦を稲ワラで束ねる人、束ねた蕎麦を運ぶ人、竿がけの杭打ちなどの力仕事などなどです。
初めて蕎麦を刈る者にも、先輩たちが、コツや蕎麦の扱い方など丁寧に教えてくれ、いろんな知恵も伝授してもらえました。
3時には畦に皆で腰掛けて、お茶の時間を楽しみました。
これがまた、なんとも嬉しいふれ合い交流のひとときになりました。
いろんな年代が集合した事で、話題も大きく広がって、身近なことからこの場でしか聞けないであろう貴重な昔話などなど、気持ちのよい青空教室といった感じでした。
束ねた蕎麦は二組づつ結び合わせて、竿を跨がせて掛けていきます。
私は、稲ワラを使って束ねる作業を始めて体験しましたが、寄せ方、束ね方、結び合わせ方、それら一つ一つに知恵が詰まっていて関心するばかりでした。
ビニール紐を使わず、稲ワラをより合わせて束ねる作業は、とても手に気持ちよい感触を与えてくれました。
紅葉がはじまった山々に囲まれた蕎麦畑です。
語り合い、笑いあって作業に汗した数時間、気持ちの良い午後を過ごすことができました。
製粉したら、みんなで蕎麦を打って食べようと、新たな計画も相談しながら気持ちのよい一日を終えました。
製粉が楽しみですね。自分たちで育てた蕎麦の味は格別でしょう。