蕎麦の刈り取り作業 絵になる集落作り 川の口Slowlife


11月3日文化の日、私たち川の口のみんなは、集落営農で育てたそばの刈り取り作業をしました。
快晴の空の下、23歳から86歳までの住民40人程が集まって、和気あいあいと賑やかな作業となりました。
男たち、女たち、若い者、高齢者それぞれが、出来る作業を分担します。

鎌で刈り取る人、刈り取った蕎麦を稲ワラで束ねる人、束ねた蕎麦を運ぶ人、竿がけの杭打ちなどの力仕事などなどです。
初めて蕎麦を刈る者にも、先輩たちが、コツや蕎麦の扱い方など丁寧に教えてくれ、いろんな知恵も伝授してもらえました。


3時には畦に皆で腰掛けて、お茶の時間を楽しみました。
これがまた、なんとも嬉しいふれ合い交流のひとときになりました。
いろんな年代が集合した事で、話題も大きく広がって、身近なことからこの場でしか聞けないであろう貴重な昔話などなど、気持ちのよい青空教室といった感じでした。

束ねた蕎麦は二組づつ結び合わせて、竿を跨がせて掛けていきます。
私は、稲ワラを使って束ねる作業を始めて体験しましたが、寄せ方、束ね方、結び合わせ方、それら一つ一つに知恵が詰まっていて関心するばかりでした。
ビニール紐を使わず、稲ワラをより合わせて束ねる作業は、とても手に気持ちよい感触を与えてくれました。

紅葉がはじまった山々に囲まれた蕎麦畑です。
語り合い、笑いあって作業に汗した数時間、気持ちの良い午後を過ごすことができました。
製粉したら、みんなで蕎麦を打って食べようと、新たな計画も相談しながら気持ちのよい一日を終えました。

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『蕎麦の刈り取り作業 絵になる集落作り 川の口Slowlife』へのコメント

  1. 名前:keikansan 投稿日:2010/11/04(木) 22:53:59 ID:9b7a31215

    製粉が楽しみですね。自分たちで育てた蕎麦の味は格別でしょう。

  2. 名前:はっつぁん 投稿日:2010/11/08(月) 12:42:34 ID:b1c940c2b

    今、こうやって
    みんなで力を合わせて
    というのが、少なくなってきました。
    こういう関係があるってのは、
    それだけで、地域の大きな資源ですね。
    人がつながる心地よさが伝わってきます。

  3. 名前:ひみつCafe 投稿日:2010/11/08(月) 17:29:54 ID:a33c5c7df

    昨日もまた前回刈り残してあった分の刈りとり作業をみんなでしました。
    今回は先月この村の古道再生の作業をしてくれた中島教授と学生さんも早朝から駆けつけてくださって、みんなと一緒にソバ刈りを手伝ってくれました。
    これがまた集落のみんなにとって、嬉しく楽しい交流のひと時となりました。
    午前中でソバ刈りを終えたので、午後は蕎麦を蒔く前の畑で収穫した小麦粉の袋詰め作業もしました。
    この小麦粉は平家祭りの時に、村の「やさい館」で販売する予定です。