私たちからのメッセージ

皆さん、こんにちは。
先日の投稿でご案内させて頂きました「FUREAIプロジェクト」ですが、
下記の想いで活動をしています。

私たちからのメッセージ
「きっと大事なこと」~見えない敵「口蹄疫」を経験した宮崎から~

 被災者の方々には、私たちには想像もつかないような非日常の中におられることと思います。
遠い地からTVだけの情報で被災地のことを考えると被災者の方々は、
大変な状況で逃げ出したいような苦しみの中におられるのではないかと考えてしまいがちです。
 しかし、私たちが、口蹄疫の渦中にあるときの経験から被災地の方々はこう思われているのではないかと思うのです。
「自分の窮状を何とかしてほしいということ以上に、焼け野原の様になってしまった“ふるさと”を“なんとかしたい”」と。
 つまり私たちは考えます。
      「被災者は、してもらう側で、支援者はしてあげる側」
という図式での、被災地の支援ではなく、
      私たちも、被災地の方々も「ふるさと日本」をなんとか復興したい
      という思いで立ち上がった「同志」である。
と。私たちはこのことをしっかり確認し、被災地の方々に、この私たちの気持ちをお伝えしたいと考えています。
 言葉にすると、
      「宮崎に一時“避難”しに来てください。」
というのではなく、
      「私たちは、一緒に復興のお手伝いがしたいので、一緒にやらせてください。
       ここ宮崎を、復興へのベースキャンプとして使う必要があれば喜んで協力します。
       一緒にやりましょう。」
ということです。
 私たちの行動が、決して「ふるさとを捨てて安全なこちらへ逃げてきなさい。」というような間違ったメッセージで届かないように、
「復興までお手伝いさせて下さい。」ということを、しっかり、はっきり伝えたいと思います。
 
 宮崎での口蹄疫の時は、「何か自分にして欲しい」というより、愛するこの地域のために何をすればいいのかばかり考えていたので、
「かわいそうですね」「大変ですね」「支援しますよ」と言われると、有難いのだけど、ちょっと戸惑う所がありました。
 外から見たら、立派な被災者だったんでしょうが、私たち自身はそういう自分の立場はどうでもよかったのです。
 それより、日本中に「宮崎を何とかしたい」と、一緒に思ってくれる人がいてくれた事が単純にうれしかったのです。
 私たちは、被災された方々は単なる「被害者」なのではなく、ふるさとを想う、復興の一番の担い手なんだと考えています。
 そして、日本中みんなで一緒に復興させていくんだと思います。
 
 この思いを被災地に届けて、一緒に復興していく第一歩としたいと私たちは思っています。
東日本大震災支援プロジェクト
日本はひとつ!
FUREAIプロジェクト TEAMみやざき事務局

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