こちらでは、1月14日の小歳を迎えると、どの家も正月飾りを下ろして、小歳の飾りに取り替える「祝い替え」をします。
小正月が近づくと、川の口集落では、どの家も色とりどりのお餅をついて、メージョ飾りを作ります。
我家のメージョは、紅、白、黄、緑の色餅を、小さく丸めてヤナギの枝に、次々と挿していくやり方を昔から続けています。
山から丈夫な青竹を切ってデイの間に立てて、そこに、このヤナギ餅とアワの穂、ヒエの穂やトウキビなどを挿し、農作物の豊穣を願います。
この飾り物は、家神様へのお供えとして、こうして1月30日まで家の中に飾っておきます。
真冬の寒さ厳しい折に、気分を明るくしてくれる、この賑やかなお飾りは、とてもありがたいものです。
1月30日に片付ける時に、メージョの餅は、油で揚げていただきますが、その美味しさも、この時期の楽しみの一つとなります。
いいですねー。
日本の大事な風景が
しっかり残っていますよね。
「あるものを活かす」の
これも「あるもの」ですね。