24日、約1年ぶりに諸塚村立岩地区を訪ねましたーー
昨年は、廃校になった立岩小学校で「森のアートハウス」(写真の講習会&写真展)を行ったのですが
初めに小学校へ立ち寄ったら、
1年前の写真が廊下にそのまま展示されていましたよ~ 懐かしかったぁ
今回は「中山間盛り上げ隊」の隊員として
立岩神社の祭りに参加しました。
はじめに神事が行われた後、地区の立岩大明神まで
神輿行列が進みます。
一般の人も後に続いて、大明神の前で奉納される神楽や踊りを見物。
(昔は重い神輿を担いでいたそうですが現在では担ぎ手が少なくなり、
神輿を車輪のついた台に乗せて引いていきます)
神輿行列が神社へ戻ると
神社の境内にござやシートを広げ、大宴会が始まります。
その間、目の前で神楽や臼太鼓踊りが披露されます。
地区の皆さんが大集合して行われる祭りですが
昔、この地区に住んでいた人たちも地区外から祭りを見にこられるようで
「○○ちゃん、久しぶり~」と再会を喜ぶ声があちこちで聞かれました。
1年前にお会いした方が何人も私のことを覚えてくださっていて
あらーあのときの・・・!と笑顔で迎えてくださり、うれしかったです
そして、なんと!この場所で
うちの隣りの団地に住むOさん夫妻とばったり会いました。
Oさんは廃校になる前の立岩小学校で
教頭先生として赴任されていた時期があり
今でも立岩の皆さんと交流が続いているのです。
この祭りは地区の交流の場としても
重要な役割を果たしていることが分かりました。
地区の○さんがこんな話をされました。
「限界集落には税金を使わないで、1箇所にまとめてしまえばいい」
といった内容がネットに書き込まれているのを見てショックだったそうです。
誰かに助けてもらわなくても
自分たちだけで地域を盛り上げていかなくてはならないかな・・と
考えさせられたそうですが
応援にきてもらってよかった、ありがとうと笑顔で言ってくださいました。
そのほか、地区のたくさんの方から
「神楽を真剣に見てくれてありがとう」
「お手伝い、ありがとう」とうれしい言葉をいただきました。
祭りを通して人と人との交流がある様子を見て
心のふるさとであるこの地域の存在は大きいと感じました。
諸塚村立岩地区。ステキなところです。
またお邪魔しますね!
人がつながるって本当に素敵ですよね。
じっとしていては、何も始まらない。
まずは、自分から人と接することで
何かが始まって、それが積み重なって、
時間の深さが増していくんだな~。
ってな感じを、立岩地区の方々との交流では
感じています。