日向の田園風景の中に、「鎮守の森」というものがところどころで見られます
水田の中にぽかんと浮いている感じが宇宙船のようで、子どもの頃から気になる身近な存在でした
探検ごっこがてらその中に足を踏み入れると、深い緑がもりもりとしていて空気がとっても涼しい感じがします
夏の遊び場にはもってこいミンミンゼミもせわしげに鳴いています
そのこんもりしたプチ森が「鎮守の森」と呼ばれていることを知ったのは大人になってから。その一角には鳥居があり、小さい神社もありました
また、田んぼのあぜ道には石仏に見立てたようなビッグストーンもあちこちで見られます
かつての日本人はこのように、全てのものに神が宿っていると信じ、祈りを捧げ、感謝していたのだと思います
今、宮崎県内には目に見えないウイルスが猛威を振るい、農家さんや関係者の皆さん、県民の多くの方々が苦しんでいます
農家さんや関係者の皆さんの悲痛な思い、悔しさ、つらさ、行き場のない嗚咽・・・どれだけつらいものか・・・。想像を絶するものがあります
どうかこのピンチが一刻も早く終息し、温かい光が差し込みますよう・・・。
毎日、ニュースや新聞でその実態を目にするたびに、涙が溢れて溢れて・・・
何も手を貸してあげられないのなら、せめてそのつらさ、悲しさから目をそらさず真正面から受け止めよう・・・
通勤する途中で水田の中に鎮座している「鎮守の森」をみるたびに思わず手を合わせてしまいます。
『農家の皆さんや関係する事業者の皆さん、多くの方々の生活と心に一分でも一秒でも早く平安が訪れますよう・・・』
日向子さん
こういう時期だからこそ、
こうやって気持ちを伝えることって
大切ですね。
ありがとうございます。
今は、いろんなことはできませんが、
こういう形ででも、気持ちをつなげていたい
ですね。