中山間地では、耕作放棄地の増加が、年々問題視されるようになってきました。
私達の住む川の口集落でも、高齢化によって耕作出来なくなった田畑が目立ち始めています。
川の口地区では、集落営農のリーダーを中心に、この問題を何とかしようと、この秋また新たな取り組みが始まりました。
絵になる集落、川の口の景観づくりへと繋がる活動です。
道路沿いの耕作放棄地を、春の訪れを感じる、うららかな水仙畑に変えます。
川の口集落営農組合では、今日の午後から、数ケ所の耕作放棄地へ、大量の水仙の球根を植え付け、クリムゾンレッドクローバーの種まきもしました。
荒れ放題で雑草に覆われていた耕作放棄地を、まず全員で草払いをし、建設重機を入れて固くなっていた土を削り、その後集落営農リーダーの椎葉輝基さんがトラクターで、見事に耕してくれました。
コンテナいっぱいの球根、どんな香りや花形の水仙が咲くのか楽しみです。
畑の端から端に綱を渡して、等間隔にきれいに並べて植えつけていきました。
来春の開花期が楽しみです。水仙は3月が見ごろでクリムゾンレッドクローバーはゴールデンウィーク辺りが見ごろになると思います。
過疎化・高齢化が進む時代、各地で耕作放棄地が問題となっていますね。
このような取り組みを進めることで、美しい農村風景を守っていただきたいと思います。