またまた、素敵な田舎と出会ってしまいました。
それは、椎葉村の川の口というところです。
川の口は、椎葉村の役場があるところから、
さらに30分ほど奥に行ったところにあります。
世帯数が20世帯くらいの集落です。
ここで、今年3軒の農家民泊が始まりました。
今回は、県の視察ということでしたので、
ゆっくりというわけにはいきませんでしたが、
それでもとても素敵な時間を過ごさせていただきました。
私がお世話になったのは、Mさんのお宅で、
峠を越えて下ってくる道を集落から見上げておられ、
車が見えると集落の人たちが動き出し、
出迎えの準備をされるのが見え、
その気持ちに感激しました。
私の行ったところは、築100数十年たった古民家の一部を
改築したお宅で、とても素敵なところでした。
ご主人などとお話をしていると、
お茶と一緒に奥様手作りのカステラをいただいて、
それをいただこうとしたら、
ご主人が台所から自分でとられた「はちみつ」を
持ってこられ、
カステラの上にとろ~り
かけてくださり、これがまた最高!!!!!
その後、集落を歩いてみて回り、
田んぼや畑、
そこにはうめばち草という野草が白い花をつけていたり、
大木の根っこから湧き出る水のところには
なんと「わさび」が自生して
いました。
馬口岳という山が近くにあり、
そこにも夕日があたり
自然の持つ美しさに見とれるほどでした。
夕食も農家民宿をされている古民家で
それはそれは、美味しい地元で獲れる食材でのもてなしを受けました。
宿では、薪ストーブに火が入っていて、
とても心地のいい時間を過ごすことができました。
水がいいのでしょうね。
お風呂の水がやわらかくて、これが気持ちいいお湯で、
今までに体験したことないほどの気持ちよさで、
いつまでも入っていたいと思うほどでした。
夜が明けて、
馬口岳にも朝日が当たり、
薪ストーブに火がはいり
周辺を散歩すると
イタヤカエデの葉が落ちていました。
ここでは、2月頃にイタヤカエデから樹液をとり、
メープルシロップも作られます。
宮崎でメープルシロップ!なんて素敵なのでしょう。
ここの魅力は、つくり込まれていないこと。
川の口の暮らしを地域のみなさんと一緒に過ごすこと、
それが、川の口の楽しみ方だと思います。
自然との共存って感じでいいですね~♪
私も行ってみたいです!